戦慄MC-BATTLE.15 BATTLE REPORT
2010年 10月 27日
戦慄MC-BATTLE.15 BATTLE REPORT
2010年9月12日行われた第15回大会。
METEOR、たまちゃん、オロカモノポテチ、DEJI、POCKY、裸武
ACE、晋平太、腐悪akaハハノシキュウ、菊丸、KTSRO、ガッティ、TKda黒ぶち
舌坊、SEI・・などなど
各地方からベテラン、若手、有名、無名MCBATTLEシーンを代表するMC達が集ま
った第16回大会。見ごたえたっぷりだった今大会をレポートします。
2010.9.12エントリー者一覧
戦慄MC BATTLE vol.15
1.METEOR/我孫子/FUNKARATTCORR
2.死男/高知/Black Mont Blanc
3.たまちゃん/無所属/高円寺
4.きよし/無所属/方南町
5.魔点/M.I.C/大田区
6.オロカモノポテチ/SLYE records/横浜
7.DEJI/33Records/東京
8.太尊/フリー/代田
9.ゆうなぎ/SEISEKI-CREW/多摩
10.菊丸/孔雀/町田
11.MEKA/G.M.P.MC'S、孔雀/熊谷
12.沈黙を語る人/帝国レコーズ/武蔵境
13.ab/TNH/青森
14.Andersen/Loud Village/群馬県ポルトガル町
15.磯友/埼玉/無所属
16.マサキオンザマイク/ZGR/デモプレス/西川口
17.はぶすけ/タイショウケン/大宮サイファー
18.YQN/apple jam/大宮サイファー
19.ノンアルコール/伴奏興/浦和
20.椎野/TRIPLE S/平塚
21.POCKY/無所属/福岡
22.エイジ/無所属/鶴ケ島
23.RYO/still-R/所沢
24.セイシャ/新潟/SGWA
25.ヤーマン仙人/Core SoundS/長野県日野市南平軽井沢
26.Stray Dogg/dark horse/聖蹟
27.INA/jamill/聖ヶ丘
28.諒/無所属/週刊少年ジャンプ
29.究慈/MOLHILL/所沢
30.O-mA/Still-R/所沢
31.29-NAME/TRANO RHYME'S/千葉 市原
32.camel/funk the jhonasan/横浜
33.OYSTER(オイスター)/Wild Vision/相模原
34.SITA町/無所属/浅草
35.大田菌/高校教師/南千住
36.裸武/LoudVillage/大宮サイファー
37.屍 三太郎/無所属/世田谷
38.B.F/青森/scum
39.大我/無所属/江戸川
40.ワタナベ/渡邉家/三島
41.SLED/ロンドンイーストクルー/埼玉
42.マンセー/無所属/大宮サイファー
43.ACE/新宿/無所属
44.晋平太/無所属/狭山市
45.純也/無所属/練馬/
46.febb/kkk/ass
47.クリコフ/サグレジ/深沢
48.TKG/ライト兄弟/足立
49.壬生狼/dice is cast/埼玉
50.舌坊(たんぼ)/KIBAMIClinic/月島
51.J/無所属/東京
52.GISSHER/SOULS.O.C./福島会津、吉祥寺
53.腐悪akaハハノシキュウ(出れません)/負けて死ね/弘前
54.TEEZY/無所属/西荻窪
55.蟹皇/the idle thoughts production/浦和
56.JUMANJ/VACALA
57.YOUNG SEGARE/VACALA
58.Mickyy Mouth /VACALA
59.蝦夷/避雷針,匿名録音/上落合
60.ガッティ/METRICAL CONCEPT/茨城日立
61.KTSRO/METRICAL CONCEPT/ 茨城日立
62.Z.I.O-RAMA/IKINOKORI、DPP/練馬
63.eBi/SUNDAY CAMP FORCE/茨城
64.播州太郎/無所属/東京
65.Marleko Shaw/kkk/秋葉原
66.jack/バーベキュー同盟/会津白虎スタイル
67.TKD/無所属/大田区
68.けんさい/無所属/新丸子
69.白水/タヒんだ町/足立
71.未開封/俺はジゴクの為なら何でもする/たまプラーザ
72.純ちゃん/石川RAP委韻会/金沢
73.矢網a.k.aSEI/病んでる日本/富山
74.HIDE/歌舞伎町/無所属
75.ゆうえん(当日エントリー)
76.TKda黒ぶち(当日エントリー)
中64名エントリー。
■1回戦
第2試合
純ちゃんvsエイジ
両者とも戦慄初参戦。
金沢から来た純ちゃん。対するは地元鶴ヶ島のMCエイジ。
純ちゃんは声の通りもよくリリックが耳に入るラップで応戦。
初戦から好試合になる。ここはエイジの
「金沢からわざわざなんで負けに来ちゃたのかな」
のラインが決まりエイジの勝利。純ちゃんもまた挑戦してほしいMCだ。
第3試合
晋平太vs椎野
戦慄にリベンジにきた「王者」晋平太。
初戦から抜群のバトルスキルで会場を沸かす。
晋平太は流石におもしろいラインがポンポンでる。
「重量上げ」→「十秒だけ」→「寿命だぜ」 「Keep on movin」→「2本指」
などのアイデア満載の韻を披露。
椎野も負けてはなくうまく押印を返すがここは晋平太の勝利。
第4試合
HIDEvsゆうえん
ゆうえんの特徴的なフローと基本に忠実なラップスタイルなHIDE。
若手同士の勝負は延長の末ゆうえんの勝利!
第5試合
Stray DoggvsGISSHER
迫力満載のStray Dogg。ストーリー性の高いラップで会場の空気を掴む。
声援も多く戦慄での人気もかなり上がってる事がうかがえる。
GISSHERもリリースアーティストらしく高水準のスキルで勝負。
ここはStray Doggの勝利。
第6試合
はぶすけ vs 蝦夷
16歳MC蝦夷vs戦慄初参戦はぶすけ
蝦夷の1バース目の音ハメ、スムースなラップは見事だったが
はぶすけはキャラを生かし蝦夷のうまさをかき消す。
2本目やや失速した蝦夷に対し後攻の利
を生かし変則フロウで会場をロック。勝者ははぶすけ。
第10試合
たまちゃんvsTKda黒ぶち
優勝候補同士の対決。
自分のグルーヴをキープするたまちゃんに対して、
TKも得意の早口で叩み掛けるスタイルでグルーブを生み出す。
1回戦屈指の好勝負。TKda黒ぶちの勝利。
第13試合
舌坊 vs 大田菌
UMB新潟準優勝経験者、舌坊。流暢なラップで大田菌に勝利。
「みたいなかんじ」を連発する大田菌に
「かんじかんじワンピーズのサンジみたいにこめかみにキック」は
即興性溢れるパンチラインだった。
第15試合
MEKAvsマンセー
両者とも若手MC同士の戦い。将来が楽しみな2名だが
ここはMEKA勝利。
第16試合
ACE vs 東京未開封
戦慄優勝経験者ACE。
今大会もエネルギッシュなフレッシュなラップを披露。
ACEはラップの魅せ方が上手いMCだと再確認した。
対する東京未開封も年功者らしく斬新なメッセージで勝負するが敗退。
第17試合
TKD vs 純也
まさかの声質だったTKD。その声は1度聞いたら忘れないだろう。
今大会1番の意外性をもったMCだったと思う。
純也も手堅い押韻で応戦するが延長の末敗退。
第18試合
ワタナベvsオロカモノポテチ
前大会インパクトのある勝負を見せたワタナベ。
相手はオロカモノポテチ。
ここは役者の違いがモロに出てしまった。
オロカモノポテチの前では「ただのいい奴」になってしまったワタナベ。
先行オロカモノポテチの完勝。
ワタナベの次回戦いぷりに期待したい。
第19試合
KTSRO vs 諒
美しいビートアプローチ、高い即興性、メッセージ性の豊富さ
前評判以上の巧さを魅せたKTSRO。
北関東の代表に恥じない試合運びだった。
首をふらせるフリースタイルは見事の一言。
諒も戦慄常連としておもしろいメッセージで勝負するが敗退。
KTSRO は2回戦進出。
第20試合
ノンアルコール vs マサキオンザマイク
名勝負であり、迷勝負。
終始ILLなラップを見せるマサキオンザマイク。
珍しく押されぎみになるノンアルコールだが
ここは「一小節で大逆転を見せる魔術師」ノンアルコール。
最後の最後でパンチラインを出し逆転勝利。
マサキオンザイマイクのリベンジを期待したい。
戦慄だからこそ見れるいい試合だった
第22試合
裸武 vs 菊丸
ミスター戦慄裸武と2010年B-BOYPARK 王者菊丸。
裸武の「1回戦からテンションぶち上がってんだよ!」の言葉通り
今大会も熱いバイブスを披露。
菊丸も熱さで応戦するがバイブスで裸武を上まるのは難しかった。
裸武勝利。
第26試合
POCKY vs 屍 三太郎
切れ味抜群のスキルフルなラップ。
尖ったフロー、ライミングで会場をロックするPOCKY。
強い意気込みと鋭利な刃物のようなラップは流石の一言。
会場全体の心を掴みPOCKY勝利!
第29試合
クリコフ vs ガッティ
いまいち調子が良くなかったガッティ。初戦でクリコフに敗退。
得意の韻が出なかったのが辛かった。
クリコフは初参戦ながら渋さを感じるラップが光った。
第31試合
大我 vs SITA町
怒涛の韻踏み、韻の堅さでは右に出るものがいないと思われるSITA町。
ここは「おまえがレペゼン江戸川区?1回戦から反吐が沸く」
など硬いパンチラインが出て勝利。
■2回戦
第1試合
けんさい vs エイジ
けんさいのゲーム話にゲーム話でアンサーしたエイジ。
コワモテの外見とは裏腹にコミカルなラップとキャラで会場を盛り上げた。
ここは勝者、エイジ。
第4試合
矢網a.k.aSEI vs 腐悪akaハハノシキュウ
富山チャンプ経験者矢網a.k.aSEIとモンスターMC腐悪akaハハノシキュウ
スタイルウォーズとなったこの試合。
渋すぎるDOPEなライムと射抜くようなパンチライン
でSEIがじわじわと追い詰める。
対する腐悪akaハハノシキュウは2本目若干beatを外してしまって
いつものらしさが出てなかった。
矢網a.k.aSEIの勝利。
第5試合
TKda黒ぶち vs 太尊
先行太尊はすばらしいグルーブ感を作る。TKda黒ぶちの早口スタイルにも
負けず劣らないハイトーンラップでビートを支配。
しかし、TKda黒ぶちの「I do not stop. You do stop. 」
のDisによりTKda黒ぶち勝利。
第6試合
死男 vs ab
噛み付くようなラップとフローが格好よかった ab。
判定は割れるが死男勝利。
第7試合
舌坊 vs METOR
先行、舌坊は「後輩いじめはやめてください」とのラップし
若手vsベテランの図式で勝負する。
しかし倍返しとはこの事。
「はじめからいじめられる事が前提、マジでみじめ」
「百円で客演してやるよ」「楽園につれてってやるLUCK-END よりも怖いな」
「海底2000メートルのプールに落ちたゴルフボールのごとく引き上げてやろうか?」
などのパンチラインの連続で勝利。人間力の強さを感じた。
次回舌坊のリベンジを期待したい。
第9試合
Z.I.O-RAMA vs TKD
特直的なフローとリズム感が売りのZ.I.O-RAMA
対して意外性のある声質で勝ち上がったTKD
若干息切れしたTKDに声質をDISったZ.I.O-RAMA勝利。
第10試合
オロカモノポテチ vs KTSRO
2回戦屈指の好カード。
1回戦で共に前評判以上の存在感をアピールした2人の対決。
究極のスタイルウォーズとなったこの試合だが
ポテチも先程とはうってかわってガチのスキルで勝負。KTSROも
挑発にのらずに自分のグルーヴをキープ。
難しい判定となったこの試合。ここは僅差でKTSRO勝利!
第12試合
camel vs 裸武
裸武の「キャメルといえばラクダ!ここで勝つのは裸武だ!」
などのパンチラインが光る。
camelは2バース目失速してしまったが手堅い攻めが
好印象ののびしろを感じるMCだった。
また次回挑戦してほしい
第13試合
DEJI vs 蟹皇
ラッキーパンチともいえる一撃で1回戦を勝ち上がった蟹皇
相手はベテランの域に達したのフロー巧者DEJI。
Mrマイクロフォンの言葉どおり
器の大きさを魅せるラップだった。
DEJIの1回戦同様「相手をDISるのではなくスキルのみで勝つ」スタイルは見事の一言。
第16試合
沈黙を語る人 vs SITA町
うったえかけるようなラップで攻める沈黙を語る人。
ストーリーがあるラップ、真似できないスタイルで勝負。
ガチガチに韻を踏むSITA町に対して
「5文字以上、トッポジージョ」と返したのもよかった。
しかしここは確実に韻を落としたSITA町の勝利。
BEST16は
エイジ、晋平太、Stray Dogg、矢網a.k.aSEI、TKda黒ぶち、死男、METEOR、ACE
KTSRO、Z.I.O-RAMA、裸武、ノンアルコール、DEJI、POCKY、クリコフ、SITA町
■BEST16
第1試合
エイジ vs 晋平太
絶好調の晋平太vs安定性のある旨さ、
ギャップがあるキャラ、確実な押印3拍子揃ったエイジ。
ここでも晋平太は流石の試合運びと韻の押収で会場を盛り上げる。
「お前の韻はシンプルな韻」「乗って帰れ新宿ライン」
「ビートとライムがシックスナイン」「ここがおまえのジングスライン」
など言葉通りライムがビートを完全に制覇!
しかしここは地元鶴ヶ島のエイジも
「ぜんぜん地元新宿じゃない、こいつの言葉に真実味はない」と応戦。
エイジが放った「知名度だけあるのが致命傷」の言葉とおり晋平太を追い込んでいく。
判定は割れて延長へ。
延長戦はエイジのパフォーマンスで晋平太のパンチラインを完全に打ち消した!
火花が散ったこの試合はエイジが大金星を得る!
第2試合
Stray Dogg vs 矢網a.k.aSEI
エモーショナルなラップと迫力で勝ちあがってきたStray Dogg。
ナードなスタイルが多い戦慄MCBATTLEの中、
リアルなストリートスタイルで挑戦を続けてきたStray Dogg。
この試合でも「ポケのチャリ金、全てなけなしのWeedにかけるハスラー精神」
「偉そうな風貌あたりまえだろ。b-boyメンチ切って突っ込む」
などのラップがばっちり似合う。
ここはSEIのアンサーが光りStray Dogg 敗北。
しかし、次回以降の挑戦も期待。
第4試合
METEOR vs ACE
共に戦慄チャンピオン経験者。
抜群のパワーを見せるACEに対してここはMETEORが
抜群の音ハメとテクニックでねじ伏せる。
柔よく豪を制すとはこのこと。METEORの勝利。
第7試合
DEJI vs POCKY
3回戦までほぼ完勝で勝ち上がってきたPOCKY。ここまで
見下すようなラインと常に攻撃的なライミングで勝負してきた。
しかしこの試合はDEJIへのリスペクトが垣間見れた。
DEJIも「年齢とか関係ない!おまえは最強の敵」
と相手を認めた上でのバトルを展開。
「ここが本番!DEJIマイクロフォンの門番」の言葉どおり
鉄壁のようなスタイルを魅せる。
しかし、ここは波にのったPOCKYがDEJIを刺す。
無闇に相手をDISらないDEJIのスタイル。
3回戦通してほとんど相手をDISしなかった。
スキルのみで勝つベテランDEJIにも大きな拍手を送りたい
BEST8は
エイジ、矢網a.k.aSEI、TKda黒ぶち、METEOR、
Z.I.O-RAMA、裸武、POCKY、SITA町
■BEST8
第1試合
矢網a.k.aSEI vs エイジ
ベスト8より別の映像!などのパンチラインなどが出てエイジ勝利。
矢網a.k.aSEI も「簡単な韻で沈めていく」というラインも
かっこよかった。
第3試合
Z.I.O-RAMA vs 裸武
今大会のダークフォースといえたZ.I.O-RAMA
ウェットの効いたメッセージと特調的なフロウでここまで
勝ち上がったが裸武の前に敗退。
Z.I.O-RAMAの今後に期待!
そして準決勝に勝ちのこった4名は
エイジ、TKda黒ぶち、裸武、POCKY
■BEST4
第1試合
TKda黒ぶち vs エイジ
お互い顔見知り同士と少々やりにくそうな試合展開が続く
しかし流石はここまで勝ち上がってきた2名。
おかしなDISをするわけでもなくあくまで嘘がなく
会話のようなスキルフルなラップが続く。
4本目「エイジさんさっきより韻が甘い」とつくTKda黒ぶち
勝ったのはTKda黒ぶち。
第2試合
裸武 vs POCKY
北九州からの刺客POCKY、戦慄が育てた戦士裸武
ホーム、アウェーがはっきりでてる二人。
強者同士の試合はMCBATTLEらしい内容に。
裸武の戦慄を代表する熱いメッセージも
POCKYは終始受け流すようなスタイルで勝負。
POCKYは熱さに流されずに自分のペースでリズムキープし
ライミングで切り付ける。
「でたでた熱い、熱い。だけど言葉が軽い、軽い」
が勝負を決定づけた。
裸武はここで敗戦。
アウェーで勝利したPOCKYは見事の一言。
そして決勝は・・・
TKda黒ぶち vs POCKY
相手に対して敬意を持ったスタイルで勝ち上がってきたTKda黒ぶち。
常に見下すようなライムとスキルで勝ち上がってきた POCKY。
お互いスキルフルで間違いのないMCが勝ち上がった決勝戦。
戦慄の決勝戦に相応しい2名が残ったと言えるだろう。
TKda黒ぶちは今大会一番の絶好調ぶり。風格と気合を感じる。
いままでとはうって変わって攻めの姿勢のラップで攻撃!
終始TKda黒ぶち節が炸裂する。
4バース目
「決勝熱くいこうぜ!」
と言ったPOCKYに対して
「決勝熱くいこうぜ?よく言ったな!さっきの裸武の背中みてんだ!こっちは!」
のラインで完全に試合を決定付ける。
戦慄MCBATTLE vol.15
優勝はTKda黒ぶち!!!!!!!!!
ここまで勝ち上がって試合を盛り上げたPOCKYもすばらしかった。
試合後、司会の八文字の「TKは凄かった、しかしPOCKYがいたからもっと凄かった」
という総評どおりだと思う。
しかし、次の戦いは間もなくはじまる。
次の戦いで優勝をもぎとるのは誰だ!?
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by asbest0701
| 2010-10-27 16:09
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